Lefty anGler & flies

スプリング・クリークこそフライフィッシングの教室

 

この言葉は、リヴィングストンで40年もガイドを続け、私が師匠と崇めるトム・トラヴィス師匠から弟子入りする際に教えていただいた言葉でした。その言葉を信じ、釣り人として、ガイドとして、成長するため、これらスプリング・クリークに通い続けました。そのおかげで、このモンタナでも最も競争の激しい地域で高い評価を受けるガイドに成長したのです。また「習うことと観察することに終わりは無い」、「スプリング・クリークでの経験と知識は他の河川・湖沼にも適用できる」（同じく師匠からの言葉）を常に胸に秘め、自らの鍛錬を決して怠ることなく一年の毎月クリークに通っています。

 

クリークは完全予約制で、一日の釣り人の数が制限されてます。我々地元の釣り人もガイドを伴うクライアントもアクセス料金を払います。しかし日本の管理釣り場とは全く状況が異なります。これら牧場を営む家族は、地下から湧き出る水源からなるクリークそのものを所有しているのです。それがあまりにもトラウトの生息環境に適しているのです。これら3つのクリークは全部イエローストーン川に流れ出る支流の一部ですが、イエローストーン川に生息する野生のトラウトが好んでクリークに溯上・出入りを繰り返すのです。この環境は筆舌に尽くし難いほど特別な環境です。そして、ぜひ理解していただきたいことは、各々家族は、料金を払って訪れる釣り人が最大限に楽しめるよう、クリークの管理を事細かに気を使っています。だからアクセス料金は、これら特別な場所に入れてもらえる感謝の気持ちを持って払いましょう。

 

「わざわざアクセス料金を払わなくても、モンタナとイエローストーン公園には公共の河川がたくさんあるじゃないか？」と思われるかもしれまん。その通りですし、私はそれらもガイドします。しかしそれら人気河川は夏場は混み合うし、特にイエローストーン公園内では駐車場を探すことさえ困難になります。だからこう考えてみてはいかがですか？クリークにアクセス料金を払うことによって、その日は丸一日釣りのみに集中できる！！、と。

​

3クリーク合計で何百日もの経験を積み上げております。“デピューの大物殿堂”に二尾登録されています！！今では地域の“スプリング・クリーク・スペシャリスト”の一人として、自他と共に認められるようになりました。

 

日本の雑誌等メディアで、これら三大スプリング・クリークが紹介されてもいるでしょうが、残念ながら、それらは一部のハッチ・ある季節だけに関してで全く充分ではありません。

 

スプリング・クリークでは豊富な水生昆虫とそれらの様々ハッチの状況、季節の影響、特別なトラウトの性格と態度があります。さらには、毎年異なる傾向があり、それは10年以上積み重ねた経験無しでは説明できません。日本から訪れ、ガイドを雇い、クリークにアクセス料金を払った上で最高の経験をしたい、と希望するなら、一般のアメリカ人ガイドとでは、言葉の問題と彼らの知識不足のために大失敗に終わります。

​

さらに言えば、アメリカの他の州から訪れる釣り人をクリークでガイドした際も（もちろん英語）、私の知識とテクニックの豊富さに高評価を受けるようになり、毎年訪れるリピーターもいらっしゃいます。

 

これら複雑な要素を伴ったスプリング・クリークのガイドを日本語で提供できるのは、広大なモンタナでも私だけです。